25日、日経平均は5営業日ぶり、TOPIXは4営業日ぶりの反発で終了
- 2021/3/26
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
25日、日経平均は5営業日ぶり、TOPIXは4営業日ぶりの反発で終了
25日、前日までの4日続落の反動から、日経平均は小幅に上昇して始まったあと、強弱が対立し、前日比変わらず近辺まで上げ幅を縮める場面があったが、先物にまとまった買いが入ると、持ち直して午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、他のアジア市場がプラス圏で推移していたことや、時間外のNYダウ先物が小幅に上昇していたことなどが買い安心感につながり、取引終了にかけて上げ幅を拡大すると、日経平均は28,821円をつけるなど一時416円高となる場面があった。一方取引終了にかけては戻り売りに押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。
そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がりしたが、海運、非鉄金属、鉱業、鉄鋼、水産・農林などの上昇率が高く、その他製品、情報・通信、医薬品、輸送用機器、食料品などが安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファナック、リクルートHD、ダイキン工業、SMCなどが高かった反面、レーザーテック、マネックスG、ソフトバンクG、日経ダブルインバース、アドバンテストなどが安かった。日経平均株価の終値は28,729円88銭、+324円36銭、TOPIXの終値は1,955.55ポイント、+26.97ポイント。売買高は概算で12億43百万株、売買代金2兆7,080億円。