30日、小幅高で始まるも、日経平均、TOPIXともに25日MAを下回って終了
- 2021/10/1
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-テクニカル分析
30日、小幅高で始まるも、日経平均、TOPIXともに25日MAを下回って終了
30日、前日の大幅安の反動から、東京市場は小幅高で取引が始まった。日経平均、TOPIXともに25日移動平均線上を維持して始まったが、上値が重たくなると売り物に押され、上向きの25日移動平均線を下回って下げ幅を広げる展開となった。また日経平均は前日の安値を下回る場面があったが、TOPIXが前日の安値に接近したところで下げ止まると、日経平均も切り返す展開となった。さらに午後に入って日経平均はプラスに浮上したり、25日移動平均線上を回復したりする場面があったものの、取引終了間際の売り物に押されると、結局両指数ともに25日移動平均線を割込んで終えた。そうしたなか、日経500は反発して終えたが、上向きの25日移動平均線を下回ったままとなっている。明日以降、日経平均とTOPIXが25日移動平均線上を回復できるかが注目される。
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