12日、利益確定売りやアジア株の下落が重石となり大幅反落
- 2021/10/13
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
12日、利益確定売りやアジア株の下落が重石となり大幅反落
12日、原油高によるインフレ懸念でNYダウなど主要3指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は小幅安で取引が始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、利益確定売りが優勢となって徐々に下げ幅を広げる展開となった。また、10時半過ぎには28,166円をつけるなど一時331円安となる場面があった。午後に入ってからも上海総合や香港ハンセン指数など、他のアジア市場が下落していたことが上値を押さえる展開となり、今日の安値圏で終えた。
そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、鉄鋼、ゴムなど9業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、空運、小売、陸運、倉庫・運輸など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JFEHD、三菱商事、SUMCO、INPEXなど高かった半面、値下がりは、ベイカレントコンサルティング、安川電機、アドバンテスト、ファーストリテイリングなどとなっている。日経平均株価の終値は28,230円61銭、-267円59銭、TOPIXの終値は1,982.68ポイント、-13.90ポイント。売買高は概算で11億34百万株、売買代金2兆5,637億円。
「INVESTORS HANDBOOK 2022 株式手帳」 11月中旬販売予定!
今年もよろしくお願いいたします。
詳細はこちらから↓↓↓
「INVESTORS HANDBOOK 2022 株式手帳」