10日、欧米株高を好感日経平均は一時1,000円高と、5営業日ぶりの大幅反発
- 2022/3/11
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
10日、欧米株高を好感日経平均は一時1,000円高と、5営業日ぶりの大幅反発
10日、原油などの商品価格の上昇が一服したことがインフレ懸念の後退につながり、欧米市場が大幅に上昇して終えていたことを受け、東京市場も反発して取引が始まった。日経平均は25,000円台を回復して始まると、そのまま上げ幅を広げる展開となった。また、前日までの4日続落で1,800円ほど値下がりしていたこともあって買い戻しが続くなか、他のアジア市場も上昇していたことから買い安心感が広がると、午後に入ってからも上げ幅を広げる展開となり、日経平均は25,720円をつけるなど一時1,002円高となる場面があった。その後、取引終了にかけて戻り売りに押されたものの、今日の高値圏で終える結果となった。
そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。上昇率が高かったのは、海運、空運、その他金融、ガラス・土石、化学など。上昇率が低かったのは、鉱業、石油・石炭、電気・ガス、小売、非鉄金属、医薬品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、信越化学が+9.74%と上昇が目立ち、リクルートHD、日経レバレッジETF、ソニーG、オリックスなどが高かった反面、値下がりは、コスモエネルギーHD、日経ダブルインバースの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は25,690円40銭、+972円87銭、TOPIXの終値は1,830.03ポイント、+71.14ポイント。売買高は概算で15億04百万株、売買代金3兆3,885億円。
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