29日、反発、日経平均、TOPIXともに下ヒゲ陽線の坊主を形成して終了
- 2022/3/30
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-テクニカル分析
29日、反発、日経平均、TOPIXともに下ヒゲ陽線の坊主を形成して終了
29日、東京市場は反発して始まった。日経平均は上向きの5日移動平均線上を維持して始まり、一旦売り物に押されて5日移動平均線を下回る場面があったが、売りが一巡すると買いが優勢となった。また、午後に入ってから再び売り物に押される場面があったが、権利付き売買の最終日で取引終了にかけて買いが優勢となり、下ヒゲ陽線を形成して高値引けとなったが、200日移動平均線には届かなかった。一方、TOPIXと日経500も下ヒゲ陽線を形成して高値引けとなり、さらに日経500は75日移動平均線を上回って終えた。明日の配当落ち後に、日経平均が200日移動平均線を上回って維持できるかが注目される。