14日、続伸、日経平均は5日と25日MAを上回り陽線を形成して終了
- 2022/7/15
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-テクニカル分析
14日、続伸、日経平均は5日と25日MAを上回り陽線を形成して終了
14日、米国株の下落が嫌気され東京市場は売り先行で始まった。日経平均は反落して始まると12日につけた今週の安値に接近する場面があったが、売り込む動きは見られず徐々に下げ幅を縮める展開となった。また、下げ幅を縮めたあと10時過ぎごろから買いが優勢なり、プラスに浮上したあとは一気に下向きの25日移動平均線と上向きの5日移動平均線を上回り、取引終了にかけて伸び悩んだものの陽線を形成し、5日と25日移動平均線上を回復して終えた。一方TOPIXも売り先行となり下向きの25日移動平均線を下回って始まったが、しばらくして日経平均と同様に切り返して25日移動平均線上を回復してプラスに浮上すると、上向きの5日と下向きの75日移動平均線を上回る場面があった。ただ、取引終了にかけて売り物が出たことで、5日と75日移動平均線を終値で下回った。そうしたなか日経500は、3本すべての移動平均線を上回って終えており、明日以降、日経500が株価水準を切り上げることができるかが注目される。