30日、大幅反落、日経平均、TOPIXは-2σを下回り月間ベースの年初来安値更新
- 2022/10/1
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-テクニカル分析
30日、大幅反落、日経平均、TOPIXは-2σを下回り月間ベースの年初来安値更新
30日、米国株の大幅反落が嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともにボリンジャーバンドの下向きの-2σ上でスタートしたものの、直ぐに売り物に押される展開になると下げ幅を広げ-2σを下回った。その後さらに下げ幅を広げると、9月28日の安値も下回り、25,805円をつける場面があったが、わずかに下げ幅を縮めて終えた。今日の下落で日経平均、TOPIXともに月間ベースの年初来安値を更新。また日経平均とTOPIXの週足のパラバリックが陰転して終えている。一方日経500は下向きの5日移動平均線上で始まったが、取引開始時が高値になるとそのまま売り物に押される展開となり、-2σを下回って終えた。またパラボリックの週足も陰転して終えた。来週以降、3指数揃って-2σを上回って維持できるのかが注目される。