18日、大幅反発、米国株の大幅反発や時間外のダウ先物の上昇が下支え
- 2022/10/19
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
18日、大幅反発、米国株の大幅反発や時間外のダウ先物の上昇が下支え
18日、業績悪化への警戒が後退したことや英政府が減税策の撤回を発表したことを受け、金融市場の安定化につながるとの見方が広がって米国株が大幅に反発して終えたことが好感された。日経平均は買い先行となり、391円高で始まり27,229円をつけるなど一時454円高となる場面があった。ただ買いが続かず売り物に押される展開になると、午前の取引終了にかけて27,000円を割り込み134円高まで上げ幅を縮めた。一方午後に入ると、一部報道で英イングランド銀行が量的引き締めの開始を再延期すると伝わったことから、再び買いが優勢となって持ち直し、今日の高値圏で終えた。
そうしたなか業種別では、精密機器、サービス、医薬品、保険、電機機など29業種が値上がり。一方値下がりは、電気・ガス、鉱業、石油・石炭、紙・パルプの4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネーフォワードが+21.29%と上昇が目立ったほか、ソシオネクスト、リクルートHD、レーザーテック、メルカリなどが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、ソフトバンクGの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は27,156円14銭、+380円35銭、TOPIXの終値は1,901.44ポイント、+21.88ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億06百万株、同売買代金2兆7,486億円。