8日、11月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が-1.4と、4ヵ月ぶりの低下
- 2022/12/9
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-経済指標
8日、11月景気ウォッチャーは現状判断DI(原数値)が-1.4と、4ヵ月ぶりの低下
8日、内閣府が発表した11月景気ウォッチャー調査の現状判断DI(原指数)は、前月差-1.4で49.7となり、景気判断の分かれ目とされる50を2ヵ月ぶりに下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DI(同)は前月差-1.8で46.4となり、景況感の判断の分かれ目となる50を6ヵ月連続で下回り、2ヵ月連続の低下となった。続いて季節調整値だが、現状判断DIは48.1、同-1.8と、4ヵ月ぶりの低下となり、先行き判断DIも同-1.3の45.1と、こちらは3ヵ月連続の低下で、50を6ヵ月連続で下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がある一方、価格上昇の影響等に対する懸念がみられる」とし、基調判断を据え置いた。
福永氏監修 Investors Handbook 2023 株式手帳 好評発売中
ご購入はここをクリック