9日、メジャーSQで先物が買われ大幅反発となるも売買代金は3兆円に届かず
- 2022/12/10
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
9日、メジャーSQで先物が買われ大幅反発となるも売買代金は3兆円に届かず
9日、米国市場でダウなど主要指数が揃って反発して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まり、SQ値が決まると先物主導で上げ幅を広げる展開となった。また、午前の取引終了前には27,952円をつけるなど一時378円高となる場面があった。一方午後に入ると、午前の上昇の勢いが止まって高値圏での膠着状態となったが、取引終了にかけて売り物が出て上げ幅をわずかに縮めて終えた。SQ値は日中の値幅にない値となっているほか、売買代金は3兆円に届かなかった。
そうしたなか業種別では、電気・ガス、精密機器、電気機器、非鉄金属など30業種が値上がり。値下がりは、鉱業、空運、石油・石炭の3業種のみとなっている。 また売買代金上位30銘柄では、Food&Life Companyが+8.50%と上昇が目立ち、アドバンテスト、レーザーテック、東京エレクトロンなど半導体関連株なども高かった反面、値下がりは、日経ダブルインバース、エーザイ、第一三共の3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は27,901円01銭、+326円58銭、TOPIXの終値は1,961.56ポイント、+20.06ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億25百万株、同売買代金2兆9,321億円。
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