16日、大幅反落、BBの下向きの-2σを下回って始まるも下ヒゲ陽線を形成
- 2023/3/17
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-テクニカル分析
16日、大幅反落、BBの下向きの-2σを下回って始まるも下ヒゲ陽線を形成
16日、クレディ・スイス・グループの経営不安が売り材料となり、東京市場は窓をあけて売り先行で始まった。日経平均はボリンジャーバンドの下向きの-2σを下回って始まると、下げ幅を広げる場面があった。またTOPIXも下向きの-2σを下回って始まり、下げ幅を広げて下向きの-3σに接近したが、今年1月4日の安値から3月9日の高値までの値幅の76.4%をわずかに下回ったところで下げ止まると、日経平均、TOPIXとも買い戻しが入って下げ幅を縮め下ヒゲ陽線を形成した。日経平均は-2σ上を回復したが、TOPIXは-2σを下回ったまま終えた。一方日経500は5日続落となったものの下ヒゲ陽線を形成し、下向きの-1σに接近して終えた。TOPIXと日経500は200日移動平均線上を維持しており、明日以降も維持できるかが注目される。
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