5日、4営業日ぶりの大幅反落、日経平均は28,000円を割り込み売り圧力が強まる
- 2023/4/6
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
5日、4営業日ぶりの大幅反落、日経平均は28,000円を割り込み売り圧力が強まる
5日、弱い経済指標の結果を受け景気後退懸念が高まったことから、NYダウなど主要指数が揃って下落していたことに加え、金利の低下でドルが下落したことが輸出関連株など指数への寄与度が高い銘柄の売りにつながり、東京市場は売り先行で始まったあと下げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからも売り圧力が弱まらず、プライム市場全体の96%が値下がりして日経平均は27,788円をつけるなど一時498円安となり、そのまま安値圏で終えた。
そうしたなか業種別では海運のみが上昇。値下がりは、鉄鋼、石油・石炭、卸売、繊維、機械、輸送用機器など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共、日立、三井物産、ファナックなど23銘柄が安かった反面、日経ダブルインバース、川崎汽船、パナソニックHDなど7銘柄が高かった。日経平均株価の終値は27,813円26銭、-474円16銭、TOPIXの終値は1,983.84ポイント、-38.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億65百万株、同売買代金2兆8,161億円。
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