14日、米国株高やファーストリテイリングの業績が好感され6日続伸で終了
- 2023/4/15
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
14日、米国株高やファーストリテイリングの業績が好感され6日続伸で終了
14日、米3月卸売物価指数が予想を下回るマイナスとなったことを受けインフレへの警戒が後退し、NYダウなど主要株価指数が大幅高で終えていたことが好感され東京市場の買いにつながった。また、前日に好業績を発表した日経平均への寄与度が高いファーストリテイリングも8%を超す上昇でスタートしたことも重なり、日経平均は28,300円台に乗せて始まり、その後も上げ幅を広げる展開になった。日経平均は28,515円をつけるなど一時358円高となる場面があったが、その後は伸び悩み、今日の高値圏で終えた。ただ、SQ値(28,519円43銭)には届いておらず、いわゆる幻のSQ値となっている。
そうしたなか業種別では、卸売、小売、倉庫・運輸、水産・農林など28業種が値上がり。値下がりは、海運、輸送用機器、保険など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ispace(G)が値幅制限いっぱいまで買われ+24.98%、Sansanが+16.95%、ファーストリテイリングが+8.49%と上昇が目立ち、Abalance(S)、伊藤忠など20銘柄高かった反面、日経ダブルインバース、東京エレクトロン、日本郵船など10銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,493円47銭、+336円50銭、TOPIXの終値は2,018.72ポイント、+10.79ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億27百万株、同売買代金2兆9,323億円。
福永氏監修 Investors Handbook 2023 株式手帳 好評発売中
ご購入はここをクリック