12日、大幅高、日経平均は続伸で年初来高値更新、TOPIXは3営業日ぶりの反発
- 2023/5/13
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
12日、大幅高、日経平均は続伸で年初来高値更新、TOPIXは3営業日ぶりの反発
12日、決算発表がピークを迎えるなか、東京市場は小幅高で始まった。日経平均は一旦上げ幅を広げたあと売りものに押される場面があったが、先物買いが活発となって切り返し、上げ幅を広げる展開となった。また、日経平均への寄与度が高いハイテク株が買われて指数を押し上げ、午後に入ってから29,426円をつけ299円高となったが、取引終了間際の売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。オプションSQ算出日だったこともあり、売買高、売買代金ともに大幅に膨み、SQ値を上回って終えた。
そうしたなか業種別では、水産・農林、精密機器、ゴム、輸送用機器など20業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、紙・パルプ、鉱業、その他金融、非鉄金属など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、神戸製鋼所が+11.96%と上昇が目立ち、日産自動車、ホンダ、ルネサスエレクトロニクス、アドバンテストなど19銘柄がたかった反面、ソフトバンクG、武田薬品、Abalance(S)など10名が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は29,388円30銭、+261円58銭、TOPIXの終値は2,096.39ポイント、+13.30ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億64百万株、同売買代金3兆9,587億円。
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