2日、続伸、日経平均、TOPIXともに高値を更新して終了、商いも高水準を維持
- 2023/6/3
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
2日、続伸、日経平均、TOPIXともに高値を更新して終了、商いも高水準を維持
2日、米債務上限引き上げ法案が米上院でも可決され買い安心感が広がったことを受け、東京市場は午後に上げ幅を広げる展開となった。日経平均は窓をあけて上昇して始まり、上げ幅を広げた場面では31,400円に乗せると売り物に押されて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、昼休み中に米上院で可決されたと伝わり、徐々に上げ幅を広げる展開となった。また、他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数などが大幅高となっていたことなどが買い安心感につながり、取引終了にかけて上げ幅を広げ、日経平均、TOPIXともに年初来高値を更新し、33年ぶりの高値水準で終えた。
そうしたなか業種別では、紙・パルプ、輸送用機器、不動産、保険、非鉄金属、サービス業など31業種が値上がり。値下がりは、海運、空運の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、カバー(G)が+8.95%と上昇が目立ち、ニデック、エーザイ、東京電力HD、ソフトバンクGなど23銘柄が値上がり。値下がりは、レーザーテック、ソシオネクスト、Abalance(S)、東京エレクトロンなど7銘柄となっている。日経平均株価の終値は31,524円22銭、+376円21銭、TOPIXの終値は2,182.70ポイント、+33.41ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億42百万株、同売買代金3兆5,210億円。
福永氏監修 Investors Handbook 2023 株式手帳 好評発売中
ご購入はここをクリック