7日、大幅反落、日経平均は一時32,700円に乗せるも値を保てず安値引け
- 2023/6/8
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
7日、大幅反落、日経平均は一時32,700円に乗せるも値を保てず安値引け
7日、米国市場でNYダウなど主要指数が揃って反発して終えていたことが買い安心感につながり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は取引開始時に32,600円に乗せると、32,708円をつけるなど一時201円高となる場面があったが、直ぐに上値が重たくなった。また、これまで上昇をけん引してきたハイテク株や商社株に売り物が広がると、10時前頃から急落する展開となり、500円安となったあと買い戻されて午前の取引を終えた。また午後に入ってからも下げ幅を縮めたものの買いが続かず、取引終了にかけて売り物に押され午前の安値も下回り、32,000円を割り込んで今日の安値で終えた。日経平均、TOPIXともに5営業日ぶりの反落。
そうしたなか業種別では、ゴム製品のみが値上がり。値下がりは、機械、電気機器、医薬品、精密機器、繊維、保険など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディスコが-5.70%、レーザーテックが-5.24%と下落が目立ち、ダイキン工業、ソシオネクスト、東京エレクトロンなど27銘柄が値下がり。値上がりは、川崎重工、日経ダブルインバース、日経平均ベア2倍の3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は32,913円74銭、+393円04銭、TOPIXの終値は2,206.30ポイント、+29.98ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億87百万株、同売買代金4兆6,521億円。
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