20日、まちまち、寄与度の高い銘柄が買われ日経平均は小反発、TOPIXは続落で終了
- 2023/6/21
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
20日、まちまち、寄与度の高い銘柄が買われ日経平均は小反発、TOPIXは続落で終了
20日、東京市場は売り物が優勢で取引が始まった。日経平均は小幅安で始まったあと売り一巡後に買い戻されてプラスに浮上し、33,474円をつけるなど一時104円高となったが、TOPIXがマイナスのままで推移していたことや、市場全体では値下がりする銘柄が多く、225先物に売りが出るとマイナスに沈んで下げ幅を広げ、午前の取引終了前には281円安となる場面があった。一方午後に入ると、徐々に下げ幅を縮める展開となるなか、取引終了間際に、先物や指数寄与度の高い銘柄が買われ、日経平均は小幅反発、TOPIXは続落で終えた。
そうしたなか業種別では、卸売、金属製品、海運、空運など6業種が値上がり。値下がりは、保険、鉄鋼、電気・ガス、証券、商品、銀行など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネットが+46.42%、ANYCOLORが+11.84%、ソシオネクストが+10.68%と上昇が目立ち、三菱商事、三井物産、ソフトバンクGなど19銘柄が高かった反面、値下がりは、東京海上HD、ABEJA(G)、楽天Gなど11銘柄となっている。日経平均株価の終値は33,388円91銭、+18円49銭、TOPIXの終値は2,283.85ポイント、-6.65ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億18百万株、同売買代金3兆8,952億円。
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