23日、大幅下落、日経平均は続落、TOPIXは3日ぶりの反落で商いも膨らむ
- 2023/6/24
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
23日、大幅下落、日経平均は続落、TOPIXは3日ぶりの反落で商いも膨らむ
23日、朝方は買い先行で始まり33,500円台を回復したが、買いが一巡すると先物主導で売られる展開となった。また、10時前にはマイナスに沈むと、そこから下げ幅を広げ33,000円を割り込んで午前の取引を終えた。午後に入ると、時間外のNYダウ先物が下落していたことや、午前中から下落が目立っていた商社や値がさ株の戻りが鈍く、売りが膨らむ展開となったことが市場全体の下落にもつながり、日経平均は32,575円をつけるなど一時689円安となる場面があったが、取引終了にかけて買い戻しが入り下げ渋って終えた。TOPIXも大幅安となり、売買代金は4兆円を上回った。
そうしたなか業種別では、電気・ガス、食料品の2業種が値上がり。値下がりは、卸売、非鉄金属、輸送用機器、機械、その他製品など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力が+6.31%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、レーザーテック、セブンアンドアイHDなど6銘柄が値上がり。値下がりは、ABEJA(G)がー10.35%と下落が目立ち、三井物産、三菱商事、伊藤忠、カバー(G)など24銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,781円54銭、-483円34銭、TOPIXの終値は2,264.73ポイント、-31.77ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億88百万株、同売買代金4兆4,312億円。
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