30日、下落、日経平均は33,000円を割り込むも、下げ幅を縮めて終了
- 2023/7/1
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
30日、下落、日経平均は33,000円を割り込むも、下げ幅を縮めて終了
30日、月末と週末、期末が重なるなか、東京市場は利益確定売りが優勢となり下落して取引が始まった。日経平均は165円安で始まると、さらに売り物に押される展開となり、33,000円を割り込んで315円安となる場面があった。その後しばらくもみ合いが続いていたが、為替市場でドル円が144円台後半をつけていたことや、時間外のNYダウ先物がプラスで推移していたことなどから徐々に下げ幅を縮め、日経平均は一瞬プラスに浮上したものの売り物に押され、結局小幅反落で終える結果となった。また、TOPIXは続落で終えている。
そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、繊維、輸送用機器など8業種が値上がり。値下がりは、医薬品、陸運、卸売、ゴム、サービスなど25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ABEJA(G)が+11.91%と上昇が目立ち、そーせいG、川崎汽船など12銘柄が高かった反面、レーザーテック、第一三共、丸紅など18銘柄が安かった。日経平均株価の終値は33,189円04銭、-45円10銭、TOPIXの終値は2,288.60ポイント、-7.65ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億97百万株、同売買代金3兆7,961億円。
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