4日、反落、朝方から売り物に押され、午後は様子見ムードが広がる
- 2023/7/5
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
4日、反落、朝方から売り物に押され、午後は様子見ムードが広がる
4日、前日の大幅高の反動や、今晩のNY市場が独立記念日で休場となることから、利益確定と見られる売り物が優勢の一日となった。日経平均は200円ほど値下がりして始まり、一旦買い戻されたあと再び売り物が優勢になると、下げ幅を広げて33,338円をつけるなど一時414円安となる場面があったが、午前の取引終了前に買い戻されて下げ幅を縮めた。一方午後に入ると、午前の値幅の範囲内での値動きとなって様子見ムードが広がり、日経平均、TOPIXともに反落して終えた。
そうしたなか業種別では、銀行、保険、海運、証券、商品など6業種が値上がり。値下がりは、医薬品、紙・パルプ、ゴム、機械、倉庫・運輸など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共が-14.81%と下落が目立ち、ダイキン工業、信越化学、キーエンスなど15銘柄が安かった反面、ジーデップ・アドバンス(G)が+21.02%と上昇が目立ち、そーせいG、楽天G、三井住友FGなど15銘柄が高かった。日経平均株価の終値は33,422円52銭、-330円81銭、TOPIXの終値は2,306.37ポイント、-14.44ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億65百万株、同売買代金3兆3,933億円。
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