5日、続落、手掛かり材料不足となるなか、ファストリの下落が日経平均を押し下げ
- 2023/7/6
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
5日、続落、手掛かり材料不足となるなか、ファストリの下落が日経平均を押し下げ
5日、利益確定と見られる売り物や、ファーストリテイリングの下落が指数の押し下げ要因となった。日経平均、TOPIXともに売り先行で始まり、33,041円をつけるなど一時381円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると買い戻しが優勢となり、日経平均は小幅安まで下げ幅を縮め、TOPIXはプラスに浮上したものの手掛かり材料不足で方向が定まらず、日経平均、TOPIXともに小幅続落で終えた。
そうしたなか業種別では、海運、医薬品、保険、鉄鋼、ゴムなど17業種が値上がり。値下がりは、精密機器、陸運、銀行、小売、水産・農林など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共が+6.82%、川崎汽船が+5.58%、Abalance(S)が+5.39%と、上昇が目立ち、第一生命HD、商船三井など16銘柄が値上がり。値下がりはクオリプス(G)が-6.64%、ジーデップ・アドバンス(S)が-6.31%と下落が目立ち、レーザーテック、ファーストリテイリングなど14銘柄となっている。日経平均株価の終値は33,338円70銭、-83円82銭、TOPIXの終値は2,306.03ポイント、-0.34ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億91百万株、同売買代金3兆3,634億円。
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