12日、円高が嫌気され、日経平均は反落、TOPIXは7日続落で終了
- 2023/7/13
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
12日、円高が嫌気され、日経平均は反落、TOPIXは7日続落で終了
12日、日経平均、TOPIXともに小幅高で始まったものの買いが続かず、直ぐに売り物に押されて下げ幅を広げる展開となった。また、為替市場で139円台半ばまで円が買われて円高に振れていたことも225先物売りを誘う格好となり、日経平均は10時20分ごろに31,791円をつけるなど一時411円安となる場面があった。午前の取引終了にかけて買い戻されたあと、午後に入ってからも下げ幅を縮める場面があったが、他のアジア市場がまちまちだったことに加え、ドル円の戻りが鈍かったことが嫌気されると、取引終了にかけて再び下げ幅を広げて終えた。日経平均は約1ヵ月ぶりに32,000円を下回って終え、TOPIXは7日続落となっている。
そうしたなか業種別では、鉱業、銀行、水産・農林など7業種が値上がり。値下がりは、卸売、医薬品、電気機器、機械、保険、サービスなど26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、良品計画、セブン&アイHD、三井住友FG、ソフトバンクGなど10銘柄が高かった反面、レーザーテックが-5.49%と下落が目立ち、エーザイ、東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクス、カバー(G)など19銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は31,943円93銭、-259円64銭、TOPIXの終値は2,221.48ポイント、-14.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億24百万株、同売買代金3兆3,989億円。
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