20日、大幅反落、値がさの半導体関連株が売られ、今日の安値圏で終了
- 2023/7/21
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
20日、大幅反落、値がさの半導体関連株が売られ、今日の安値圏で終了
20日、米国市場でNYダウなど主要指数が揃って上昇して終えていたものの、東京市場は前日の大幅高の反動や米国市場で取引終了後の業績発表を受け、時間外のナスダック先物が下落していたことなどが売り材料となった。日経平均は小幅安で始まり、しばらくもち合っていたが、10時過ぎに上値の重たさを嫌気したまとまった売り物が出ると下げ幅を広げる展開となった。また、午後に入り32,490円をつけるなど一時406円安となる場面があったが、取引終了にかけて買い戻しが入って下げ渋り、今日の安値圏で終えた。ただ売買高、売買代金ともに前営業日より減少しており、売り物を吸収できなかった。
そうしたなか業種別では、鉱業、鉄鋼、不動産、海運、紙・パルプなど9業種が値上がり。値下がりは、精密機器、電気機器、機械、保険、サービスなど24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本製鐵、日産自動車、商船三井など7銘柄が高かった反面、レーザーテックが-5.14%と下落が目立ったほか、HOYA、アドバンテスト、ディスコなど23銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,490円52銭、-405円51銭、TOPIXの終値は2,260.90ポイント、-18.07ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億25百万株、同売買代金2兆9,627億円。
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