26日、下落、円安一服が重石となり一時下げ幅を広げるも取引終了にかけて下げ渋る
- 2023/7/27
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
26日、下落、円安一服が重石となり一時下げ幅を広げるも取引終了にかけて下げ渋る
26日、NYダウが小幅高ながらも12連騰で終えていたことなどが下支えになると、日経平均は小幅高、TOPIXはほぼ横ばいで取引が始まった。ただ一方で、円が買われて140円台前半まで上昇していたことが嫌気されると、薄商いのなか、急激に下げ幅広げる展開となった。また、日経平均は32,488円をつけるなど一時193円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となって午前の取引を終えた。午後に入ってからはFOMCの結果発表を控え様子見ムードが広がり、前日の終値を挟んだ小幅な値動きとなるなか、結局小幅続落で終えた。TOPIXは小幅な反落となり、商いは大幅減となっている。
そうしたなか業種別では、紙・パルプ、電気・ガス、医薬品、化学、陸運など13業種が値上がり。値下がりは、ゴム、その他製品、輸送用機器、鉱業、海運など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、そーせいグループが+5.57%と上昇が目立ち、レーザーテック、神戸製鋼所、大塚HDなど13銘柄が高かった反面、IHIが-7.02%と下落が目立ち、任天堂、川崎汽船、アドバンテストなど16銘柄が安く、変わらずは1銘柄となっている。日経平均株価の終値は32,682円51銭、-18円43銭、TOPIXの終値は2,285.38ポイント、+4.20ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億40百万株、同売買代金3兆0877億円。
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