29日、小幅続伸、取引開始後上げ幅を広げるも伸び悩んで終了
- 2023/8/30
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
29日、小幅続伸、取引開始後上げ幅を広げるも伸び悩んで終了
29日、米国の長期金利の低下を受け、NYダウやナスダック総合指数など、米主要指数が揃って上昇して終えていたことが買い材料となり、東京市場は続伸して始まった。日経平均は110円高でスタートすると、そのまま上げ幅を広げて32,389円をつけるなど一時219円高となる場面があったが、買いが一巡すると徐々に上値が重たくなった。また、午前の取引終了前には17円高まで上げ幅を縮めたが、午後に入って持ち直すと、薄商いのなか材料不足で小動きとなり、取引終了前に再び上げ幅を縮めたものの小幅続伸で終える結果となった。
そうしたなか業種別では、電気・ガス、不動産、小売、陸運、水産・農林、サービスなど25業種が値上がり。値下がりは、電気機器、卸売、鉱業、輸送用機器など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HDが+5.31%と上昇が目立ち、オリンパス、ダイキン工業、三菱重工など14銘柄が高かった反面、ルネサスエレクトロニクス、キーエンス、三菱商事など13銘柄が安く、三菱UFJFGなど3銘柄が変わらずとなっている。日経平均株価の終値は32,226円97銭、+56円98銭、TOPIXの終値は2,303.41ポイント、+3.60ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億95百万株、同売買代金2兆7,805億円。
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