31日、4日続伸、米国の長期金利低下や株価上昇を受け買い安心感が広がる
- 2023/9/1
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
31日、4日続伸、米国の長期金利低下や株価上昇を受け買い安心感が広がる
31日、予想を下回る米経済指標の発表が相次ぎ、長期金利が低下したことを受け、NYダウなど米主要株価指数が揃って4日続伸で終えていたことが、東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は小幅高で始まり、午前中は節目の32,500円近辺で取引を終えたものの、午後に入って先物主導で買いが優勢になると、ドル円が146円前後で推移していたこともあって自動車などの輸出関連株や商社株などが買われて上げ幅を広げ、日経平均は一時32,692円をつけるなど359円高となる場面があった。ただ、高値圏では戻り売りに押され値を保つことができず、上げ幅を縮めて終える結果となった。
そうしたなか業種別では、輸送用機器、サービス、陸運、空運、卸売など30業種が値上がり。値下がりは、証券、商品、銀行、鉱業の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リクルートHD、オリエンタルランド、ソシオネクスト、三菱商事など24銘柄が高かった反面、ジーエヌアイG(G)が-10.76%と下落が目立ち、ゼンショーHDなど6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,619円34銭、+285円88銭、TOPIXの終値は2,332.00ポイント、+18.62ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億64百万株、同売買代金4兆2,191億円。
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