マーケットコメント－マーケット情報

1日、米国株安を受け反落して始まるももち直し、日経平均、TOPIXともに5日続伸

1日、米国株が下落して終えていたことや前日まで4日続伸となっていたこともあって、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったが、直ぐに先物主導で買いが優勢となって下げ幅を縮めると、プラスに浮上して上げ幅を広げる展開となった。また、午前の取引終了前には32,845円をつけるなど一時226円高となる場面があった。一方、昼休み中に先物が伸び悩むと、時間外のNYダウの先物が伸び悩んでいたことや雇用統計の結果発表を今晩に控え買いが手控えられ、午後の取引が始まったあとは上値の重たい値動きとなり上げ幅を縮めて終えた。TOPIXも5日続伸で終え、1990年7月以来、33年ぶりの高値を更新した。

そうしたなか業種別では、鉱業、海運、石油・石炭、鉄鋼、証券、商品など32業種が値上がり。値下がりは医薬品のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船、神戸製鋼所、INPEX、ソニーGなど23銘柄が高かった反面、ソシオネクスト、ディスコ、ソフトバンクGなど7銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,710円62銭、＋91円28銭、TOPIXの終値は2,349.75ポイント、＋17.75ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億18百万株、同売買代金3兆2,854億円。

マーケットコメント－マーケット情報（9月1日）

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