5日、7日続伸、主力株に買いが入り日経平均は高値引けで33,000円台を回復
- 2023/9/6
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
5日、7日続伸、主力株に買いが入り日経平均は高値引けで33,000円台を回復
5日、米国市場が休場で手篝材料不足となるなか、東京市場は小幅高で取引が始まった。日経平均は33,000円台に乗せたあと、直ぐに売り物に押される展開となりマイナスに沈んで下げ幅を広げ、一時32,784円をつけるなど154円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると徐々に買い戻しが優勢となって下げ幅を縮め、14時前にはプラスに浮上した。その後は週末のメジャーSQを前に商いを伴いながら先物主導で上げ幅を広げる展開となり、日経平均は高値引け、TOPIXも今日の高値圏で終えた。両指数ともに7日続伸となっている。
そうしたなか業種別では、精密機器、不動産、鉱業、海運など23業種が値上がり。値下がりは、鉄鋼、金属製品、医薬品、情報・通信など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ニトリHDが+5.10%と上昇が目立ち、信越化学、川崎汽船など16銘柄が高かった反面、JFEHDが-6.07%、ソシオネクストが-5.70%と下落が目立ち、アドバンテスト、レザーテックなど12銘柄が安く、日立と三井住友FGが変わらずとなっている。日経平均株価の終値は33,036円76銭、+97円58銭、TOPIXの終値は2,377.85ポイント、+4.12ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億47百万株、同売買代金3兆4,891億円。
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