7日、日経平均、TOPIXともに8日ぶりの反落、日経平均は33,000円割れ
- 2023/9/8
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
7日、日経平均、TOPIXともに8日ぶりの反落、日経平均は33,000円割れ
7日、米国市場で大型ハイテク株が下落して終えていたことや、前日のまでの8連騰による過熱感への警戒から東京市場は反落して始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、直ぐに買いが優勢となって上げ幅を広げ、一時33,322円をつけるなど81円高となる場面があった。ただ、日経平均は前日までの8連騰で1,616円上昇していたこともあり、上昇が一服すると売り物に押される展開となりマイナスに沈んで午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことや、他のアジア市場で香港ハンセン、上海総合指数もマイナス圏での値動きになると、先物主導で取引終了にかけて売られ、前日の上昇分を上回る下落幅となり今日のほぼ安値で終えた。
そうしたなか業種別では、鉱業、紙・パルプ、石油・石炭、陸運、保険など13業種が値上がり。値下がりは、鉄鋼、精密機器、非鉄金属、電気機器、海運、空運など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱重工業、NTT、ルネサスエレクトロニクスなど6銘柄が高かった反面、アドバンテストが-6.63%と下落が目立ち、村田製作所、ニデック、ネクステージなど24銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,991円08銭、-249円94銭、TOPIXの終値は2,383.38ポイント、-9.15ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億54百万株、同売買代金3兆6,493億円。
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