19日、3連休明けの東京市場は半導体関連株の下落が重石となり日経平均は反落
- 2023/9/20
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
19日、3連休明けの東京市場は半導体関連株の下落が重石となり日経平均は反落
19日、国内が3連休中入りとなる15日の米国市場で半導体関連株が下落して終えていたことが嫌気され、国内の半導体関連株が下落したことが指数の押し下げにつながった。日経平均、TOPIXともに下落して始まると、しばらくのあいだもち合いが続いたが、上値の重たさや戻りの鈍さを嫌気した売り物に押される展開となって下げ幅を広げ、日経平均は33,128円をつけるなど一時404円安となる場面があった。また、午後に入って下げ幅を縮めて始まったが、他のアジア市場がマイナスで推移していたことや手掛かり材料不足から指数の戻りは限定的だったが、日経平均は下げ幅を縮めて終えた。一方TOPIXはバリュー株買いに加え、市場全体に買い戻しが入ってプラスに浮上し3日続伸となった。
そうしたなか業種別では、海運、鉄鋼、鉱業、銀行、輸送用機器など22業種が値上がり。値下がりは、精密機器、サービス、電気機器、陸運など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵船が+5.34%と上昇が目立ち、日産自動車、神戸製鋼所、商船三井など16銘柄が値上がり。値下がりは、東京エレクトロンが-5.23%と下落が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテック、ディスコなど14銘柄が値下がりとなっている。日経平均株価の終値は33,242円59銭、-290円50銭、TOPIXの終値は2,430.30ポイント、-1.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億16百万株、同売買代金4兆1,962億円。
福永氏監修 Investors Handbook 2023 株式手帳 好評発売中
ご購入はここをクリック