26日、大幅反落、ハイテク株が売られ日経平均は前日の上昇幅を上回る下落幅で終了
- 2023/9/27
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
26日、大幅反落、ハイテク株が売られ日経平均は前日の上昇幅を上回る下落幅で終了
26日、米長期金利の上昇がハイテク株の売りにつながり、東京市場の下落要因となった。東京市場は小幅安で始まったあと先物主導で下げ幅を広げる展開となり、32,400円を割り込む水準まで下落したが、売りが一巡すると直ぐに切り返した。ただ、買いが続かなかったことに加え、値がさのハイテク株の上値が重く、午後に入ってからも安値圏でのもち合いが続いていたが、取引終了にかけて売りが優勢となって前日の上昇幅を上回る下げ幅となり、結局今日の安値で終えた。TOPIXも同様に前日の上昇幅を上回る下落幅となり、今日の安値圏で終えた。
そうしたなか業種別では、海運、銀行、保険、紙・パルプ、電気・ガスなど9業種が値上がり。値下がりは、医薬品、機械、電気機器、輸送用機器など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーザイが-5.21%と下落が目立ち、第一三共、東京エレクトロン、ディスコなど22銘柄が安かった反面、川崎汽船、商船三井、三井住友FGなど8銘柄が高かった。日経平均株価の終値は32,315円05銭、-363円21銭、TOPIXの終値は2,371.94ポイント、-13.56ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億18百万株、同売買代金3兆2,590億円。
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