27日、大幅安で始まるも取引終了にかけて買いが優勢となり反発して終了
- 2023/9/28
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
27日、大幅安で始まるも取引終了にかけて買いが優勢となり反発して終了
27日、米国株の大幅安を受け、東京市場は大幅に反落して始まった。日経平均は291円安で始まったあと32,000円を割り込み、31,960円をつけるなど一時354円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となった。また、他のアジア市場がプラス圏で推移していたことや、時間外のNYダウ先物がプラスで推移していたことから買い優勢が続き、取引終了にかけてプラスに浮上すると、日経平均、TOPIXともに今日の高値で終えた。
そうしたなか業種別では、医薬品、その他金融、不動産、石油・石炭など20業種が値上がり。値下がりは、海運、電気・ガス、鉄鋼など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キーエンス、アドバンテスト、レーザーテック、ソニーGなど14銘柄が高かった反面、ニデック、東京電力HD、日本郵船など16銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,371円90銭、56円85銭、TOPIXの終値は2,379.53ポイント、+7.59ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億86百万株、同売買代金3兆9,500億円。
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