23日、3日続落、商いが減少するなか売り物に押されTOPIXは安値引け
- 2023/10/24
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
23日、3日続落、商いが減少するなか売り物に押されTOPIXは安値引け
23日、外部環境の不透明感や米国株の下落の流れが東京市場の重石となった。日経平均は売り先行で始まったあと、31,100円を挟んだ値動きとなっていたが、取引終了間際にまとまった売りが出て午前の安値で終えた。また、薄商いのなか買い戻されて午後の取引が始まったが、売り物に押されると31,000円を割り込んで30,974円をつけ、一時285円安となる場面があったあと買い戻しが入ったが値を保つことができず、31,000円を割り込み今日のほぼ安値で終えた。
そうしたなか業種別では、医薬品、水産・農林、食料品の3業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、鉱業、鉄鋼、卸売、機械、海運など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、霞ヶ関キャピタルが-18.11%と下落が目立ち、ソシオネクスト、アドバンテスト、ルネサスエレクトロニクスなど26銘柄が値下がり。値上がりは、資生堂、第一三共、ディスコ、ニデックの4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は30,999円55銭、-259円81銭、TOPIXの終値は2,338.81ポイント、-16.84ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億64百万株、同売買代金2兆8,792億円。
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