24日、一時10月4日の安値に接近するも切り返して4営業日ぶりの反発で終了
- 2023/10/25
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
24日、一時10月4日の安値に接近するも切り返して4営業日ぶりの反発で終了
24日、米長期金利の上昇が一服したことを受け、グロース株の比率が高いナスダック総合指数が上昇して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は157円高で始まり、上げ幅を広げた場面では31,210円をつけ210円高となる場面があった。ただ高かったのは取引開始時だけで、直ぐに売り物に押される展開となりマイナスに沈んだ。また、10時半過ぎには30,551円をつけるなど447円安となり10月4日の安値に接近したが、先物主導で買い戻される展開になると、午後に入ってから下げ幅を縮めるとともにプラスに浮上し、小幅高で4営業日ぶりに反発して終えた。TOPIXも小幅高で4営業日ぶりの反発となった。
そうしたなか業種別では、精密機器、空運、鉄鋼、陸運、小売、情報・通信など20業種が値上がり。値下がりは、海運、銀行、医薬品、電気・ガスなど12業種で、変わらずが1業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソシオネクスト、ファーストリテイリング、ソフトバンクGなど11銘柄が値上がり。値下がりはニデックが-10.52%と下落が目立ち、川崎汽船、日本郵船、レーザーテックなど18銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は31,062円35銭、+62円80銭、TOPIXの終値は2,340.73ポイント、+1.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億84百万株、同売買代金3兆7,241億円。
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