27日、反発、前日の大幅安の反動や時間外の米先物の上昇が買いにつながる
- 2023/10/28
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
27日、反発、前日の大幅安の反動や時間外の米先物の上昇が買いにつながる
27日、前日の大幅安の反動から、買い優勢で取引が始まった。日経平均は100円程値上がりして始まると、しばらくしてじわじわと上げ幅を広げる展開となった。また、午前の取引終了時には31,000円台を回復し、31,081円をつけるなど479円高となる場面があった。一方午後に入ると売り物に押されて始まったが、NYダウなど米主要指数の先物が、時間外取引で反発していたことが下支えとなり、上値は重たかったものの高値もち合いで終えた。
そうしたなか業種別では、海運、鉱業、非鉄金属、証券、商品など31業種が値上がり。値下がりは、医薬品、電気・ガスの2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、富士通が+11.99%、KOKUSAIERECTORICが+10.17%と上昇が目立ち、川崎汽船、レーザーテック、三井住友FGなど22銘柄が高かった反面、カプコンが-9.14%、イビデンが-9.02%、武田薬品が-6.37%と下落が目立ち、キヤノン、ルネサスエレクトロニクスなど8銘柄が安かった。日経平均株価の終値は30,991円69銭、+389円91銭、TOPIXの終値は2,254.65ポイント、+30.40ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億80百万株、同売買代金3兆5,383億円。
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