1日、大幅続伸、円安進行や米国株高が支援材料となり日経平均は31,600円台回復
- 2023/11/2
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
1日、大幅続伸、円安進行や米国株高が支援材料となり日経平均は31,600円台回復
1日、前日の日銀総裁の発言や財務省の為替介入がなかったことを受け、NY外国為替市場でドル円が151円台に乗せるなど円安が進んだことや、米国株が続伸して終えていたことなどが支援材料となった。日経平均は31,300円台に乗せて始まり、上げ幅を広げたあと高値もち合いとなって午前の取引を終えた。午後に入ってからももち合いが続いていたが、日経平均への寄与度が高い値がさのハイテク株が買われたことから取引終了にかけて株価水準が切り上がり、日経平均は今日の高値で終えた。また、値がさ株の売買が活発だったことから売買代金が膨らみ、連日の4兆円超えとなった。
そうしたなか業種別では、輸送用機器、証券、商品、海運、倉庫・運輸、精密機器など32業種が値上がり。値下がりは空運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱電機が+14.52%、村田製作所が+10.88%、レーザーテックが+7.84%、三菱重工が+5.12%と、上昇が目立ったほか、トヨタ自、オリエンタルランドなど26銘柄が値上がり。値下がりは、ソシオネクストが-6.52%、アドバンテストが-5.90%と下落が目立ち、日本航空、ディスコの4銘柄となっている。日経平均株価の終値は31,601円65銭、+742円80銭、TOPIXの終値は2,310.68ポイント、+56.96ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億43百万株、同売買代金4兆8,360億円。
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