2日、3日続伸、米金利の低下やナスダックの上昇を受け一時32,000円台回復
- 2023/11/3
- 福永博之 マケコメ

2日、注目されたFOMCで、2会合連続の政策金利の据え置きが発表され、金利に敏感なハイテク株が多いナスダック総合指数など米主要株価指数が続伸して終えていたことなどが好感され、東京市場は大幅高で取引が始まった。日経平均は385円高で始まると上げ幅を広げる展開となり、32,087円をつけるなど一時485円高となる場面があったが、買いが一巡すると、明日から3連休入りとなることや、連休中に米10月雇用統計が発表されることなどから上値を買う動きは限定的となり、高値圏でもち合ったまま終えた。
そうしたなか業種別では、サービス、電気・ガス、空運、電気機器、機械、繊維など18業種が値上がり。値下がりは、鉄鋼、その他金融、紙・パルプ、鉱業、海運、石油・石炭など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストが+10.00%、ディスコは+6.96%、ソシオネクストが+6.75%の上昇が目立ったほか、東京電力HD、信越化学など21銘柄が高かった反面、オリックスが-6.29%と下落が目立ったほか、アステラス製薬、三菱商事など9銘柄が安かった。日経平均株価の終値は31,949円89銭、+348円24銭、TOPIXの終値は2,322.39ポイント、+11.71ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億70百万株、同売買代金4兆5,738億円。
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