7日、5営業日ぶりの反落、前日の大幅高の反動や米先物の下落が重石
- 2023/11/8
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
7日、5営業日ぶりの反落、前日の大幅高の反動や米先物の下落が重石
7日、前日の大幅高の反動や先物主導による売りに押され、取引終了にかけて下げ幅を広げる展開となった。小幅安で始まったあと上値の重たさや戻りの鈍さから下げ幅を広げる展開になると、午前の安値で取引を終えた。また、午後に入ってからは他のアジア市場がマイナス圏で推移していたことに加え、時間外のNYダウの先物がマイナス圏で推移していたことから、今晩の米国市場に対する警戒が高まり、取引終了にかけて下げ幅を広げ32,250円をつけ457円安となるなか、今日のほぼ安値で終えた。
そうしたなか業種別では、水産・農林、鉄鋼、非鉄金属の3業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、紙・パルプ、保険、陸運、その他金融など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、味の素が-10.21%、エーザイが-5.18%と下落が目立ち、オリエンタルランド、川崎汽船など22銘柄が安かった反面、レーザーテック、伊藤忠、日本製鉄など8銘柄が高かった。日経平均株価の終値は32,271円82銭、-436円66銭、TOPIXの終値は2,332.91ポイント、-27.55ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億92百万株、同売買代金3兆9,299億円。
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