13日、大幅高で始まるも失速、日経平均は小反発、TOPIXは3日ぶりの小反落
- 2023/11/14
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
13日、大幅高で始まるも失速、日経平均は小反発、TOPIXは3日ぶりの小反落
13日、前週末の米国株の上昇が支援材料となり、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は32,800円に乗せて始まり、32,913円をつけるなど一時345円高となる場面があった。ただ、株価が高かったのは取引開始時だけで、その後はじわじわと上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また、時間外のNYダウ先物の下落が重石になると、昼休み中の225先物が上げ幅を縮めたことから、日経平均は午前の安値を下回って午後の取引が始まり、一時32,499円をつけ32,500円を割り込んだが、取引終了間際の買いが入りかろうじてプラス圏を維持して終えた。一方TOPIXは3営業日ぶりの小反落で終えた。
そうしたなか業種別では、倉庫・運輸、ゴム、保険、その他製品、電気・ガスなど17業種が値上がり。値下がりは、化学、海運、建設、サービス、空運、その他金融など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、カバー(G)が+9.95%、ゼンショーHDが+9.94%と上昇が目立ち、TDK、SUMCOなど17銘柄が高かった反面、資生堂が-14.33%と値幅制限いっぱいまで売られたほか、日産自動車、ソニーGなど13銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,585円11銭、+17円00銭、TOPIXの終値は2,336.62ポイント、-0.10ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億79百万株、同売買代金3兆7,410億円。
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