8日、大幅反発。米雇用統計の結果やNYダウの上昇を好感してほぼ高値で終了
- 2016/8/8
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント - マーケット情報
8日、大幅反発。米雇用統計の結果やNYダウの上昇を好感してほぼ高値で終了
8日、前週末の米雇用統計が予想を大きく上回る結果となったことを受け、NYダウが191ドル高で終えていたことが好感され、東京市場も反発して始まった。日経平均株価は、16,462円をつけて始まったあと、徐々に上げ幅を広げる展開となった。一方、ドル円は102円台をつけ、前週末の円安の流れが続いていたものの、伸び悩んでいたにも関わらず。 日経平均株価は高値圏で推移した。また、午後2時に景況ウォッチャー調査が発表され、現状判断、先行き判断ともに大幅に改善したこどもあって、取引終了にかけて上げ幅を広げて終えた。
そうしたなか業種別では、保険、銀行、不動産、海連、証券、商品、金属製品、機械など32業種が値上りした反面、値下がりは医薬品のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住友不動産の上昇が目立ち、第一生命、マツダ、三井不動産、三菱UFJFG、野村HD が高かった。一方値下がりは、そーせいグループ(マザーズ)、大成建設、NTTドコモなどとなっている。日経平均株価の終値は16,650円57銭、+396円12銭、TOPIXの終値は1,305.53ポイント、+25.63ポイント。売買高は概算で21億17百万株、売買代金2兆2593億円。
※会員向けコメントはアイトラストHPより。
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