<雑感>違和感、債券バブル崩壊へ?
- 2016/9/12
- 佐藤りゅうじブログ

きょうのポイントでも書き、ラジオでも述べたが、どうにも債券市場をはじめ、株式市場の値動きに違和感を感じる。
金曜日の米金融市場
ダウ 18,085(-398)
米2年債 0.7821(+1.2bp)
米10年債 1.6749(+7.6bp)
ローゼングレン米ボストン連銀に総裁の利上げに関する発言に素直にマーケットが動くなら、もっと2年債の利回りが上昇してもいい。10年債は7.6bpも急騰(価格は低下)している。
短い期間の債券利回りが上昇しないということは、債券ディーラーは、9月の利上げに慎重な見方をしているのかもしれない。
また、独10年債も0.011%と7月15日以来のプラス金利となった。日本の10年債利回りも急上昇している。2014年くらいからの債券バブルが崩壊する可能性が出てきたとみる。
昨年末にジャンク債ファンドの一部が破たんしたが、また、ジャンク債ファンドが盛り上がっている。
政治的にも、ヒラリーさんの健康問題が浮上しており、不安定な材料が目に付く。この状況での利上げ、クラッシュのトリガーを引くことになるかもしれない。
トレードとしては、円買いをメインシナリオにおいて、21日までは、あまり取引をしないつもり。
”荒れる秋相場は、この一冊でリスク管理!
「FOREX NOTE 2016 為替手帳」
好評発売中!
ご購入はこちらから↓↓↓
FOREX NOTE 2016 為替手帳