☆5月21日のポイント・・・オージー動くか、ロウRBA総裁講演
- 2019/5/21
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円、戻りが鈍い。まだ、今週、上値を試す可能性はあると思うけど、そこは戻り売り場面かと考えている。今日のラジオでも述べましたが、週末に発表されたCFTC建玉でドル円のネットロングが3万枚以上減少していた。ドル円のロングは、スワップ金利ももらえるし、突っ込んだところを押し目買いが入り、値動きが悪くなれば、どこからともなく買いが入って戻る展開が続いていた。
この流れが、ようやく止まったようだ。相場つきが変わってきた可能性がある。と思っていたら、モルガン・スタンレーはドル円は105円をターゲットにしたと、きょう報道されていた。他の銀行も円高の見通しを出しているようだが、うーん、なんだかなぁ。みんながそう思うと流れが止まることが多いので嫌だな。
まぁ、それでも、ドル円は、まずは107円台くらい、ユーロ円は少し時間が掛かるかもしれないが、まずは120円台くらい、そしていずれ118円あたりはあると思っている。ドル円のショートはスワップ持っていかれるので、中長期で考えるなら、ユーロ円のショートの方が組みやすい。
さて、明日だが、豪準備銀行(RBA)理事会の議事要旨が公表され、ロウRBA総裁の講演もある。オージードルは、週末の選挙の予想外の結果を受けて、跳ねたが、どうだろうか。利下げを織り込んできており、戻り売りスタンスでいいかと思っている。先日の豪雇用統計で失業率が上昇したが、それについて言及があれば、利下げの思惑が一段と広がりそうだ。その前に、パウエルFRB議長の講演もあるので、21日は東京時間から動意付きそうだ。
ご好評をいただいている「FOREX NOTE 2019 為替手帳」ですが、黄色のカバーがほぼ完売となりました。黄色をご所望の方はお急ぎを!
また、黒のカバーも、楽天ブックス様等、一部書店で売り切れとなっております。在庫は限られております。ご購入をお考えの方は、お急ぎください。
詳しくはこちらから↓↓↓
「FOREX NOTE 2019 為替手帳」
5月21日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
8:00
パウエルFRB議長 講演
10:30
豪中銀(RBA)理事会議事録公表
11:15
ロウ豪中銀(RBA)総裁 講演
17:30
カーニー英中銀(BOE)総裁、ブロードベント英金融政策委員会(MPC)委員、テンレイロ英金融政策委員会(MPC)委員、ソーンダーズ英金融政策委員会(MPC)委員 講演
18:00
OECDE経済予想
23:00
ユーロ圏5月消費者信頼感速報値
予想-7.6(前回-7.9)
23:00
米4月中古住宅販売件数
予想:534万(前回521万)
23:45
エバンズ米シカゴ地区連銀総裁 講演
1:00
ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁 講演