10月2日のポイント・・・ドル売り強まるか、ドル円の下値は106.80付近に注目
- 2019/10/2
- 佐藤りゅうじブログ

ISM製造業、悪かったね。47.8と、前月の49.1から低下、2009年6月以来の低水準となった。これでドル売りになった。そして、トランプさん、「ドルは強すぎる、FRBの金利は高過ぎる。FRBは何も分かっておらず、FRBの最大の敵はFRBだ。お粗末なことだ!」だそうだ。まぁ、トランプさんの発言は別として、今週末の米雇用統計次第では、次の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が高まる。
ところで、ドル円は、また108.50手前で切り返された格好となった。108円台半ばは、重要な水準と述べてきたが、徐々に大きな節に成長している。下は、106.80付近が最初のポイントになる。このところNY勢が円売り意欲が強いので、また、108円台に担がれるかもしれないね。個人的には、108円台前半は108.50バックに売りとしている。まぁ小さいロットだけど。
本命は、月曜の番組で話したようにユーロドルのショートなんだけど、動きは鈍いね。ただ、1.08台に下落後、戻りも鈍く、1.06を目指した流れになるとみている。
10月2日の主な政治経済イベントは以下通りです。
15:30
スイス9月消費者物価指数
前月比:予想0.10%(前回0.00%)
前年比:予想0.40%(前回0.30%)
17:30
英9月建設業PMI
予想45.9(前回45)
21:00
バーキン米リッチモンド地区連銀総裁 講演
21:15
米9月ADP雇用統計
予想13万8000(前回19万5000)
22:00
ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁 講演
23:50
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 講演