<雑感>ISM製造業景況感指数が10年ぶりの低水準

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昨日のISM製造業景況感指数、非常に悪い数値でした。結果は、47.8と前月の49.1から低下、2009年6月以来の低水準となりました。2009年6月というのは、リーマンショック後の景気後退から立ち直り始めた時だ。

製造業の景況感がそこまで悪化しているにも関わらず、米雇用統計をみると、失業率3.7%と依然として低水準に位置している。米GDPも4-6月期確報値は2.0%成長だった。米国の雇用全体における製造業の割合が8%台であることや、GDPにおける製造業の割合も11%であることを考えると、製造業の落ち込み米国経済に与える影響は、もはやかつてほど大きくはないのでしょう。

ただ、米国における雇用、GDPにおける製造業の割合が下がったのは、工場が米国から他国に移ったためです。現在、トランプ政権は、その工場の移転先である中国やメキシコと事を構えているわけですが、米国内で必要な工業製品や部品がタイトになることでしょう。

また、モノを作るということは、それに付随する産業があります。たとえば、車を作れば、それを運ぶ物流、そして車を売るディーラー、ローンを受け持つ金融機関、故障すればメンテナンスも必要です。それらはサービス業に分類されます。よって、現時点では、米国の製品業の落ち込みが米景気全体に影を落とすといった事態にはなっていませんが、いずれ影響を及ぼすと考えます。

昨日の為替市場では、ISM製造業景況感指数の悪化を受けて、ドル円が急落しました。上値は108.50が大きな節に成長してきました。これまで、買いに回っていたNY勢が売りに回るようなら、ドル円の下値余地は拡大すると考えています。まずは、107.50、そして106.80がポイントになってくるでしょう。


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