8月24日の海外市場は、凄まじい下げ相場となった。世界的な景気減速懸念が広がり、株式市場は全面安となった。NYダウは、一時1000超の大幅安となる場面があった。その後、戻したが、終値は588ドル安。CME日経先物は、大証比600円安の17810.00となっている。為替市場では、株安を受けて、主要通貨で、総じてドル売りが先行した。ドル・円は116.18円まで下落し、1月16日以来の安値を付けた。値幅595円と8年ぶりの大きな値幅となった。キーウィなどは、10円超の下落となった。ユーロ・ドルは、1.1714ドルまで上昇し、1月15日以来の高値を付けた。商品市場は、世界的な景気後退観測から、金、原油とも下落。NY原油は一時37.75ドルに沈んだ。を割り込むなど、需給緩和が長引くとの見方が広がっている。コーンは、プロ・ファーマーの生産高見通しが米農務省見通しを下回ったことから急反発となった。

【為替市場】
ドル・円 　　　　  118.41   –   3.63(- 2.97%)
ユーロ・ドル 　　　1.1619   + 0.0233(+ 2.05%)

【株式市場】
米国
ダウ平均 　　　 　 15871.28   – 588.47(- 3.58%)
ナスダック 　　　 　4526.25   – 179.79(- 3.82%)
SP500　　　　 　   1893.22   –  77.67(- 3.94%)
欧州
英FT100 　 　 　 5898.87   – 288.78(- 4.67%)
仏CAC40 　　 　 4383.46   – 247.53(- 5.35%)
独DAX 　　　 　 9648.43   – 476.09(- 4.70%)
アジア
上海総合指数 　 　3209.91   – 297.84(- 8.49%)
【債券市場】
米10年債             2.0034       – 0.0330
英10年債             1.8160      + 0.1260
独10年債             0.5910      + 0.0280
【商品】
NY金（10月限）　　　      1153.1   –  6.1
NY原油（10月限）　　 　   38.24    – 2.21
コーン（12月限）　　　 　380.50　 + 3.25