<雑感>米経済活動再開のあとには・・・
- 2020/4/19
- 佐藤りゅうじブログ

非常事態宣言が出て2週目の週末。いかがお過ごしでしょうか。
世界中が新型コロナウイルスの災禍に見舞われ、ロックダウンを行っている都市も多く、不自由な生活を強いられている方も多いです。その効果出ているようで、米国や欧州の一部では、ロックダウン解除、経済再開に向けて動きも始まっています。
先週もトランプ米大統領が経済再開の道筋を述べていました。トランプ米大統領にとっては、経済再開の道筋=大統領選への道筋ということになります。
ただ、わずか4週間で2000万人以上の失業保険申請件数があった米国、いや米国だけではないですが、新型コロナウイルス以前の世界に戻ることは、難しいでのではないでしょう。GDPなどの数値的なものが回復しても、構造的には違ったものになりそうです。
米大統領選まで7カ月。これまでトランプ米大統領は、株価の水準や好調な米景気を自分の手柄とし、再選の柱と位置付けてきました。そのシナリオが崩れさったいま、今度は何ををアピールするのだろうか考えていたのですが・・・。やはり対中政策のようですね。最近のトランプさんのツイートやFOXの報道では、新型コロナウイルスは、中国で作られたという内容のものが多くなっています。
本当に中国が作ったなら、本当はワクチンがもうあるのでは???
なんて思ったりするのですが、5月中旬以降の相場は、また、米中貿易戦争と言う名の覇権争いに絡んだ要人発言で、相場が右往左往する可能性が高そうです。
中国サイドからすれば、次期大統領が、同国との関係が深い(このあたりは、また後日)民主党のバイデン氏を望んでいるでしょうから、あと半年と思って、トランプさんからの要求をはぐらかしながら、やり過ごすのでしょうかね。
週末に、そんなことを考えていたら、なんだか陰鬱な気分になってきました。こんな時、呑みに行けないのがツライ(笑)