ドル円、105円台で下げ一服か
- 2020/5/5
- 佐藤りゅうじブログ

昨日は、ユーロが軟調に推移したが、為替相場全体としては、冴えない動きとなった。ドル円にしても、流れとしてはジリ安調で推移しているものの、突発的に107円台に戻す場面もあり、105円台すら未だに突入していない。
ドル円の30分足を追ってみると、先週は、NY時間は上昇(円売り)圧力が強かったことがうかがえる。今回のドル円の下落は、アジア、欧州時間に下攻めし、NY時間に戻すという流れになっている。今週(と言っても昨日だけだが)に入っても、アジア時間は軟調に推移した。ただ、昨日のNYは、序盤は買いが先行したが、中盤以降は、売り物がちの展開となった。
為替相場は、アジア、欧州、NYと同じ流れになると大きな動きとなる。その意味では、昨日のNYの中盤以降の動きは、ドル円の一段安を期待させる動きではあった。これで、投げが出て、NY時間に急落でもすれば、今回のドル円の下落相場も、一服ということになりそうだ。その意味では、いまの値位置、そして値動きをみると、105円台を突っ込んでは、売りたくないと感じている。