5月18日のポイント・・・日本GDP2期連続マイナス成長、ドル円はレンジ継続か
- 2020/5/18
- 佐藤りゅうじブログ

今日は、日本の第1四半期GDP一次速報が発表される。予想では、マイナス成長となっている。予想通りなら、消費増税の影響からマイナス成長に落ち込んだ2019年第4四半期に続き、2四半期連続でのマイナス成長となる。欧米の定義なら、リセッション(景気後退)入りとなる。
1-3月期の数値に関しては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、どこも悪い数値なので、市場が敏感に反応することはないだろう。ただ、こうしてみると消費増税は、最悪のタイミングだったね。次の新型コロナウイルスへの経済対策として、消費減税をやればいいのにね。
さて、18日のマーケットだけど、ドル円はレンジ継続かと思う。ポンドが面白くなっているね。これにオージーも追随すれば、クロス円が下落して、ドル円も下をやると思うね。今週、そういう場面がみられるといいけどね。この中途半端な値動きだと、円安になっても、上値が限られてしまうよ。
5月18日の主な政治経済イベントは以下の通りです。
8:50
日本第1四半期GDP一次速報
前期比:予想-1.10%(前回-1.80%)
前期比年率:予想-4.50%(前回-7.10%)
13:30
日本3月第3次産業活動指数(前月比)
予想-4.70%(前回-0.50%)
19:00
パブロ・エルナンデス・デコス・スペイン中銀総裁 講演
23:00
米5月NAHB住宅市場指数
予想35(前回30)
0:00
テンレイロ英金融政策委員会(MPC)委員 WEB講演
3:00
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演