〈雑感〉ドル円、上値を試すか
- 2020/6/3
- 佐藤りゅうじブログ

ドル円が、4月中旬からの106前後~108円トビ台のレンジから上抜けた。今日の東京序盤には、108.88付近まで水準を引き上げる場面があった。ここから上の水準だが、109円の節目と4月6日の高値109.38近辺がポイントにある。
特に109.36付近は、4月6日の上昇場面で厚い売りを浴びた。この日の売りをきっかけにして、5月6日の105.99までの下げとなった。今回もこの水準には、注意しておこうと思っている。
いまの為替市場の流れは、ドル売り・円売りである。主要通貨の中で、対ドルで円だけが売られている。この光景は、過去もよくあった。この相場の終わり方は、クロス円が徐々に重くなり、最後は円も買われることが多い。クロス円が重くなってきたら、要注意としておきたい。
しかし、約1カ月半、もみ合った相場から上放れても、100ポイントも動かないのでは、やりにくいなぁ。投資家として言えば、相場の方向性よりも、どれだけボラティリティがあるかの方が重要ですよね。