☆来週の予定(6/7~)・・・中国消費者物価指数、FOMC、新規失業保険申請件数、etc.
- 2020/6/6
- 佐藤りゅうじブログ

雇用統計には、ビックリ!予想と1000万人以上違ううえ、まさか250.9万人の「増加」とは・・・。ただ、前回の2053万人減少という数値自体、見慣れた数値と2ケタも違うし、この混乱の中、予想自体、難しいのでしょう。
今回の雇用統計の数値が正しいとすれば、いまの株高は先見性があったということになります。そして、7兆ドルものFRBの緩和マネーは、株価を一段と上昇させるでしょう。
米中間の問題や米国内の黒人問題を、ウォール街が悪材料視しないというのは、信じがたいですが、金融市場に道徳の教科書を持ち込んでも、意味がないのは昔からです。
しかし、あれだけの雇用統計の数値が出て、ダウが一時1000ドル超の上昇をした割には、為替市場の値動きはちょっと寂しかったです。ドル円は、調子に乗って、110円トライかと思ったのですが、109.86付近で切り返されてしましました。クロス円が重くなったのが、影響したかもしれませんね。
今週は、円を除けば、ドル全面安でユーロドルは、チャートポイントの1.1250を上抜きました。豪ドル、ポンドも力強い上昇でした。
さて、来週ですが、回復著しい米国経済を受けて、一旦、ドルの調整高となる可能性がありそうです。米連邦公開市場委員会(FOMC)もありますし、米国の金融政策の注目度が高まりそうです。
来週も頑張っていきましょう!
6月7日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです。
—【07日】—————————————————————
中国貿易収支(5月)
—【08日】—————————————————————
日本GDP二次速報(1Q)
日本経常収支(4月)
日本貿易収支(4月)
独鉱工業生産指数(4月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 欧州議会公聴会出席
—【09日】—————————————————————
スイス雇用統計(5月)
独貿易収支(4月)
独経常収支(4月)
仏貿易収支(4月)
仏経常収支(4月)
ユーロ圏GDP確報値(1Q)
—【10日】—————————————————————
日本機械受注高(4月)
中国生産者物価指数(5月)
中国消費者物価指数(5月)
仏鉱工業生産指数(4月)
トルコ雇用統計(3月)
OECD経済見通し
シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事 講演
米MBA住宅ローン申請指数
米消費者物価指数(5月)
米FOMC
パウエルFRB議長記者会見
米財政収支(5月)
—【11日】—————————————————————
南ア製造業生産指数(4月)
米生産者物価指数(5月)
米新規失業保険申請件数
—【12日】—————————————————————
日本鉱工業生産指数(4月)
英鉱工業生産指数(4月)
英製造業生産指数(4月)
英貿易収支(4月)
仏消費者物価指数(5月)
トルコ経常収支(4月)
トルコ鉱工業生産指数(4月)
ユーロ圏鉱工業生産指数(4月)
米輸入価格指数(5月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(6月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール